リドリー・スコットの製作会社、結婚相手探しにインドに渡った英国女性たちの小説を映画化
イギリスが拠点のリドリー・スコットの製作会社、スコット・フリー・ロンドンが、19世紀に結婚相手探しにインドに渡った英国女性たちが題材の小説「ザ・フィッシング・フリート(原題) / The Fishing Fleet」の映画化権を獲得したことをThe Hollywood Reporterが報じた。
リドリー・スコット監督作品 映画『ロビン・フッド』写真ギャラリー
本作は、女性ジャーナリストのアン・ドゥ・キュルシーが社会史実に基づいて著した作品で、19世紀、多数のイギリス人男性が商業目的でインドに赴いたため、国内の男性が少なくなり、結婚相手探しに同様にインドに赴いた女性たちを描いたもので、今年7月に出版された。ドゥ・キュルシー本人も、映画化のコンサルタント役を担うことになった。
リドリー・スコット本人がメガホンを取ることになるかどうかはまだ定かではない。製作時期、スタッフ・キャストなどのアイデアも未発表だ。(鯨岡孝子)