『パンズ・ラビリンス』が舞台ミュージカル化!
ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パンズ・ラビリンス』が舞台ミュージカル化されることがわかった。すでにミュージカル版の台本はデル・トロ監督とジェレミー・アンガーが執筆済みだとDeadline.comが報じている。
デル・トロ監督はこのプロジェクトを4年前から始動させていたといい、作詞は『ファントム・オブ・パラダイス』のポール・ウィリアムズが担当することも決定。『ブロークバック・マウンテン』『バベル』で2度のアカデミー賞受賞経験のあるグスターボ・サンタオラヤが、現在曲を作っている最中だという。
サンタオラヤは「ギレルモの魔法のような世界観を音楽にすることにとても興奮しています。僕はずっとギレルモとポールのファンだったので、今回一緒に仕事をすることができて夢がかなったといえるでしょう」とコメントしている。
映画『パンズ・ラビリンス』は1944年のスペイン内戦下を舞台に、残酷な現実世界から逃れるべく自分の中に新しい世界を創り出した少女の姿を描くダーク・ファンタジー。イマジネーションに富んだビジュアルと深いテーマ性を高く評価された同作のミュージカル化に期待を掛ける映画ファンは多いだろう。なお、公演予定時期はまだ明らかにされていない。(編集部・市川遥)