オリヴァー・ストーン最新作『野蛮なやつら/SAVAGES』が3月に日本上陸!
オリヴァー・ストーン監督最新作、映画『野蛮なやつら/SAVAGES』の日本公開が来年3月に決まった。ベストセラー作家ドン・ウィンズロウの小説「野蛮なやつら」(角川文庫)を映画化した本作は、『キック・アス』のアーロン・ジョンソン、『バトルシップ』のテイラー・キッチュ、人気ドラマ「ゴシップガール」シリーズで脚光を浴びたブレイク・ライヴリーら注目の若手と、ジョン・トラヴォルタ、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロらベテランの共演も見どころの一つといえる。
2010年にアメリカで刊行されたウィンズロウのベストセラー小説「野蛮なやつら」は、人気ホラー作家スティーヴン・キングに「セミオート版『明日に向って撃て!』だ!」と称賛され、映画脚本の手法を取り入れた巧みな物語構成が批評家からも高評価を得た作品。
ストーリーのメインを飾るのは、平和主義の実業家ベン(アーロン)と、元傭兵(ようへい)で親友の実業家チョン(テイラー)、幼なじみの美女で“二人の帰る場所”でもあるオフィーリア(ブレイク)。マリファナ栽培事業で成功したベンとチョン、オフィーリアは独特な三角関係にあるが、メキシコの麻薬組織にオフィーリアが拉致され、残された二人が奪還すべく、勝ち目のない闘いに挑んでいく。
ストーン監督は大胆な暴力描写も交えて本作を描いたという。映画『ミッドナイト・エクスプレス』『プラトーン』『7月4日に生まれて』で3度のオスカーに輝いたその手腕に期待したい。(編集部・小松芙未)
映画『野蛮なやつら/SAVAGES』は2013年3月8日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開