「仮面ライダー」、ジェームズ・ボンドを抜き去る!安定した強さで初登場トップ!
映画週末興行成績
今週の動員ランキングは、劇場版「仮面ライダー」シリーズ最新作『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』が初登場1位を記録し、安定の強さを見せつけた。全国298スクリーンの土日成績は動員24万4,870人、興収2億8,163万5,350円となっている。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
2位は『007 スカイフォール』。9日間の累計動員は90万7,875人、興収は10億8,553万7,950円となり、早くも興収10億円を突破。また母国イギリスでは、公開40日目(12月4日まで)で累計興収9,427万7,612ポンド(約122億5,608万9,560円・1ポンド130円計算)を記録し、『アバター』を抜いて歴代1位を記録。世界的にヒットを記録している。
水波風南の人気コミックを武井咲と松坂桃李主演で映画化した『今日、恋をはじめます』は3位に初登場。全国301スクリーンの土日成績で動員18万8,378人、興収2億2,532万3,000円。客層は8対92で圧倒的に女性客。13~15歳が36.7パーセント、16~19歳31.1パーセントとなり、12歳以下も合わせると、客層の7割がティーン。冬のデートムービーだけでなく、グループや家族でも鑑賞できる作品として今後の動員増が期待される。
公開4週目の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は4位。5位は『劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』で累計動員28万4,894人、累計興収2億9,386万2,450円。公開5週目の『悪の教典』は6位で、累計動員151万9,920円、累計興収19億8,934万8,550円と、動員150万人を突破した。
『のぼうの城』は7位で累計動員209万6,546人、累計興収25億1,221万5,900円と、公開6週で動員200万人、興収25億円をそれぞれ突破。公開6週目の『北のカナリアたち』は8位。公開4週目の『任侠ヘルパー』は9位で、累計動員48万4,508人、累計興収5億8,152万8,350円。『人生の特等席』は10位。『綱引いちゃった!』は11位で惜しくも圏外に落ちた。
今週は、『ホビット 思いがけない冒険』『フランケンウィニー』『映画 妖怪人間ベム』『いま、殺りにゆきます』『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』『グッモーエビアン!』『たとえば檸檬』『ルビー・スパークス』『7日間の恋人』『最愛』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)