ゲイのリッキー・マーティン、もう一度カミングアウトしたいと国連でスピーチ
2010年に同性愛者であることをカミングアウトした歌手のリッキー・マーティンが、自分にウソをつかなくて済むようになったことは最高の気分だと語った。
国連で同性愛嫌悪についてのスピーチを行ったリッキーは、今でも同性愛者であることを隠し、苦しんでいる人たちにその思いを伝えるためにもう一度カミングアウトしたいくらいだとコメント。彼によると、カミングアウトすることは、「愛を見つけることができる、とても美しいこと」だという。
リッキーは小さいころから「ゲイは地獄行きだ」という間違った考えを聞いて育ったため、ずっと恐怖におびえて生きていたことも明かしている。しかし、勇気をだして本当の自分をさらけ出したことで、この日のように、愛と平等と社会的正義のために一丸となって戦う人たちの前でスピーチをできるのはすばらしい経験だとも語った。
カルロス・ゴンザレス・アベラと交際中のリッキーには、代理母を介して誕生した4歳の双子の息子がいる。過去には女性と関係を持ったこともあり、恋に落ちたこともあるというリッキーは、どの恋愛も多くのことを学べたため、何一つ後悔はないと過去のインタビューで語っている。(BANG Media International)