「オペラ座の怪人」がブロードウェイで25周年を迎える初めてのミュージカルに!
人気ミュージカル「オペラ座の怪人」が、ブロードウェイで上演25周年を迎える初のミュージカルとなることが、The Hollywood Reporterによって伝えられた。
「オペラ座の怪人」は、1909年に出版されたフランスの作家ガストン・ルルーの小説をミュージカル化した作品で、作曲/製作を務めたアンドリュー・ロイド=ウェバー版の同ミュージカルは、1986年にロンドンのウエストエンドで初演された。その後1988年の1月26日にニューヨークのブロードウェイでも初公演が行われ、その年のトニー賞のミュージカル作品を受賞している。
同ミュージカルは2006年1月9日に、それまでブロードウェイでのロングラン記録を保持していたミュージカル「キャッツ」の7486回の公演記録を抜き、今年の2月11日には1万回の公演に達した。
また、同ミュージカルはこれまでの公演で8億ドル稼ぎ、9.11同時多発テロやリーマンショックなどの経済危機を乗り越え、現在に至っていることになる。この記念すべき25周年のために、来年の1月26日にはプライベート公演が行われ、Facebookで100組だけが同イベントの懸賞チケットを手に入れることができ、さらに2組が航空券やホテル宿泊券、そして同公演の後に行われるアフター・パーティーにも参加できるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)