『ONE PIECE FILM Z』、今世紀邦画No.1の土日動員!コミックス第千巻も増刷決定!
東映は18日、今月15日から公開された人気コミックの劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』が、土日2日間で動員114万人、興行収入13億円を突破し、2001年以降の邦画における最多2日間動員数を達成したと発表した。
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全国300スクリーンで公開された本作の土日成績は、動員114万81人、興収13億7,205万4,050円で、2012年公開の邦画作品としても最速で動員100万人を突破。週末興行ランキングでも、『ホビット 思いがけない冒険』『映画 妖怪人間ベム』『フランケンウィニー』などを抑え、初登場トップを飾った。
また2009年に公開され、興収48億円の大ヒットとなった『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』との土日成績対比は、動員が139.1パーセントで興収が132.0パーセント。まさに記録破りの驚異的なスタートを切っている。これからさらに動員が見込めるお正月興行に入ることもあり、東映は最終興収がどこまで達するか不明な状況としている。興収73億3,000万円で、現時点の今年ナンバーワン作品『BRAVE HEARTS 海猿』超えも現実味を帯びてきた。
また本作では、先着で配布された入場者特典で、コミックス「第千巻」などが入った「海賊の宝袋」も話題。「零巻」が先着特典だった『STRONG WORLD』公開時も限定150万部が即品切れし、100万部を追加する異例の事態となったが、今回も「千巻」のみ200万部の増刷が決定しており、息の長い興行を後押ししそうだ。
劇場版「ワンピース」12作目となる本作では、映画で初めて「新世界編」の物語が展開。元海軍大将ゼットが率いるNEO海軍と、ルフィたち麦わらの一味の壮絶なバトルが描かれる。原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサー、脚本を鈴木おさむが務めるほか、ゲスト声優として篠原涼子、香川照之も参加。アヴリル・ラヴィーンが主題歌を担当するなど、豪華メンバーが集結している。(数値などは配給・興行通信社調べ)(編集部・入倉功一)
映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』は全国公開中