劇団EXILE青柳翔の「パンツ一丁」オーディションを財前直見が暴露!
隠岐諸島の豊かな自然を背景に、古典相撲の伝統や様式美、島に暮らす人々の絆を描く映画『渾身 KON-SHIN』。本作で本格的に映画主演を飾った劇団EXILEの青柳翔、ダブル主演でヒロインの伊藤歩、財前直見、甲本雅裕が、突如、脱衣を指示されたオーディション秘話や、半分ドキュメンタリーだという本作の見どころを語った。
島で20年に1度開催される古典相撲大会の最高位、正三役大関として戦いに挑む主人公・英明を演じた青柳。役はオーディションで見事に獲得したが、「無心で臨みました」と至って謙虚。そんな青柳を前に「いきなりズボンを脱ぐように言われて、パンツ一丁になったでしょ?」と財前から舞台裏が明かされ、場が和んだ。
英明(青柳)は洋服を着ているシーンよりもまわし姿でいる時間が長いため、体つきを確認するための指示だったが、「さすがに若干、ドキッとしました」とはにかみ笑顔で振り返る青柳。すると甲本が「ちゃんと勝負パンツをはいていたんでしょ? 彼は毎日、勝負していますから」と突っ込むと、「そういう面はありますね」と青柳がすかさず切り返すあたり、チームワークの良さがうかがえた。
身長184センチの鍛え上げた肉体を惜しげもなく披露する青柳と、“文学座の体育会系”といわれる共演者の粟野史浩ががっぷり四つに組んだ大一番は、まさに映画のクライマックス。現場で目の当たりにしたキャスト陣も「相撲の試合は半分、ドキュメンタリーだよね。映画なんだけど、本気になって戦っているわけだから」(財前)と魅了された様子。
続けて甲本が「僕も撮られているということを忘れて、思いっきり塩を投げていました」と興奮を伝えると、「あんなに楽しいなら、塩も投げたくなりますよね」と伊藤が共感した本作は、大相撲とはひと味違う古典相撲の迫力や青柳と伊藤、財前と甲本それぞれの恋模様など、見どころが盛りだくさん。錦織良成監督が「この作品をステップに、スターダムに上る」と断言する、青柳の晴れ姿にも注目だ。(取材・文:柴田メグミ)
映画『渾身 KON-SHIN』は1月12日より全国公開