ジャッキーのアクションはこれが最後!全身ローラーブレードスーツで危険なカーチェイス!
世界的アクションスター、ジャッキー・チェン自ら「ノースタントのアクションはこれが最後」と語る映画『ライジング・ドラゴン』の予告編が公開され、前代未聞の“全身ローラーブレードスーツ”に身を包んで、危険なカーチェイスに挑むジャッキーの姿が明らかになった。
監督・製作・脚本・主演と一人四役をこなすジャッキーが本作で演じるのは、世界中を飛び回るトレジャー・ハンター、その名もJC。“アジアの鷹”と呼ばれるJCが特殊チームを結成し、十二支の動物にまつわる伝説の秘宝を追う。パリをはじめ太平洋の無人島や中国、活火山などを駆け巡るが、行く先々には強敵が。また、秘宝の裏には隠された陰謀があった……というストーリー。
58歳のジャッキーは本作をもって、ケガが付き物といえるノースタントのアクション作品から引退する意向で、先日行われた北京プレミアでも「やれることは全部詰め込んだ」と集大成を予感させるコメントを残している。今後、アクション作品への出演機会があっても、スタントマンを使用することになるだろうとも語っており、生身のジャッキーから繰り出される驚異的なアクションは『ライジング・ドラゴン』で見納めとなる。
ジャッキーが自信をのぞかせた本作のアクションは、1970年~1980年代の全盛期のキレと「そんな、むちゃな!」と観客を驚かせるシーンがてんこ盛り。中でも、過去に例を見ない“全身ローラーブレードスーツ”を駆使して敵に挑むチェイスシークエンスは圧巻だ。予告編ではその一部を垣間見ることができる。共演は、韓国の俳優クォン・サンウ、名脇役オリヴァー・プラットなど。(編集部・小松芙未)
映画『ライジング・ドラゴン』は2013年4月13日より全国公開