皇太子さま、映画『レ・ミゼラブル』ご鑑賞 緊急再来日したヒュー・ジャックマンがお出迎え
皇太子さまが18日、イイノホールで行われた映画『レ・ミゼラブル』特別チャリティー試写会にご臨席され、主演のヒュー・ジャックマン、メガホンを取ったトム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが緊急来日し、皇太子さまを出迎えた。
先月末に来日し、共演のアン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドらと共にスペシャルイベントを行っていたヒュー、フーパー監督、マッキントッシュプロデューサー。わずか1か月も経たないうちに再来日し、イイノホールのロビーで皇太子さまを出迎えることになった。ヒューは日本語で「ヒュー・ジャックマンです」と皇太子さまにあいさつし、握手を交わした。
その後、皇太子さまの隣に座り、映画を鑑賞したヒュー。「皇太子殿下とお会いでき、一緒に本作を観られたこと、また、皇太子殿下は慈善活動もされている素晴らしい方で、今日のことは本当に忘れられない経験になりました」と感無量の表情を見せた。
映画鑑賞後、皇太子さまが「素晴らしい映画を観させていただきました。感動いたしました」と話されると、マッキントッシュプロデューサーは、「来年は舞台の方もありますので、そちらもご覧ください」とコメント。また、皇太子さまは、同じオックスフォード大学出身のフーパー監督と、大学時代の思い出を長い時間、語り合われた。
現地時間13日に行われたゴールデン・グローブ賞ノミネーション発表で、4部門にノミネートされた『レ・ミゼラブル』は、文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を原作としたミュージカルを映画化した作品。1本のパンを盗んだ刑で19年間も監獄生活を送っていた主人公ジャン・バルジャンの生涯を、魅力的なキャラクターたちと叙情的な歌の数々で描いていく。(編集部・島村幸恵)
映画『レ・ミゼラブル』は12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開