映画館・渋谷東急が来年5月閉館へ 10年の歴史に幕
映画館・渋谷東急が、2013年5月中旬に閉館することが明らかになった。閉館理由は、10年間の定期建物賃貸借契約が満了を迎えるためだという。
東急レクリエーションの直営映画館である同館は、2003年6月に閉館した渋谷東急文化会館の代替館として7月12日にオープン。オープニング作品は『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第2作の『デッドコースター』だった。
これまでに、『ファインディング・ニモ』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『博士の愛した数式』など洋画・邦画、そして実写・アニメ問わず、話題作を上映してきた。
東急レクリエーションは、昨年12月には池袋東急を、今年4月には上野東急を閉館。現在同社が運営する都内ロードショー館には、渋谷東急のほか、新宿ミラノ、シネマスクエアとうきゅう、丸の内ルーブルがある。(編集部・福田麗)