ヒュー・ジャックマンが歌う『レ・ミゼラブル』の新曲「サドゥンリー」一部公開!
ミュージカルの金字塔を映画化した『レ・ミゼラブル』の公開を明日に控え、映画化に際して書き下ろされたヒュー・ジャックマンが歌う新曲「サドゥンリー」の一部が公開された。ひざで眠る少女を慈しむかのようなヒューの優しい歌声が印象的なナンバーとなっている。
本作でヒューが演じるのは、保釈の条件を破って脱走したことから警官ジャベールに何十年にもわたって執拗(しつよう)に追われる身となる元囚人のジャン・バルジャン。「サドゥンリー」はずっと孤独だったバルジャンが、女工ファンテーヌの頼みで彼女の幼い娘コゼットを引き取り、突然親子になった感情が歌われている。
トム・フーパー監督は、舞台版にはない「サドゥンリー」という曲を新たに追加したことについて「小説を読んだ後、今までのミュージカルで一つ欠けているとしたら、ジャン・バルジャンがいかに幼いコゼットを愛したか、思いがけず父親になるとはどういうことかという箇所だったのです」と説明。フーパー監督がそのことを指摘するとスタッフみんなが納得し、映画ならではの楽曲とシーンを加えることになったという。
そして同作のサウンドトラックが26日に発売されることもすでに決定。プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュは「映画で聴く音楽、ボーカル、サウンドエフェクト、アドリブ、そしてその雰囲気そのものがサウンドトラックに収録された」と太鼓判を押している。ヒューをはじめとする俳優たちが魂を込めた楽曲の数々は必聴だ。(編集部・市川遥)
映画『レ・ミゼラブル』は12月21日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
「レ・ミゼラブル~サウンドトラック」は12月26日発売 税込み2,548円