「ケータイ小説の生みの親」Yoshiが活動再開!ブログ小説連載を発表
ケータイ小説の生みの親と称され、「Deep Love」シリーズなどが大ヒットした小説家のYoshiが25日、自身のオフィシャルブログで約5年ぶりに活動を再開すると明かした。Yoshiは、2007年に田村正和が主演した映画『ラストラブ』の原作を発表して以来、活動が途絶えていた。
25日付の「ケ-タイ小説 yoshi 復活!!」と題したブログで復帰を明かしたYoshi。読者に向けた久々のあいさつと共に「突然の登場に驚かれているかもしれませんがそれとも、忘れられていましたかね(笑)」とつづり「生きてますよ!」 と報告した。
およそ5年以上の空白期間があっただけに「何から書いたらいいのか、悩みますね......」というYoshiは、一方で「活動を再開するからには、全力でやっていきたいと思ってます」と仕事への気合は十分な様子。作家としてさまざまな企画をブログを通して行っていくといい、手始めに「ブログで、小説を公開しようと思ってます」と報告。ケータイ小説ならぬ「ブログ小説」を展開していくことを明かした。
作品の詳細はこれから発表していくとしているほか、今後は活動が途絶えた理由、また再開への思いも明かしていくというYoshi。まずは「こうして、皆さんに、また読んでもらえることが、とても嬉しいです」と思いをつづっている。
Yoshiは、2000年ごろから携帯電話サイト向けの小説連載を開始。援助交際を繰り返す女子高生や周囲の人々の姿を描いた「Deep Love」シリーズは、高校生を中心に口コミで人気を拡大し一大ブームに。シリーズは自らメガホンを取った映画『Deep Love アユの物語』やテレビドラマとして映像化された。北川景子と本仮屋ユイカ主演の『Dear Friends ディア フレンズ』など、そのほかの著作も映画化されている。(西村重人)