エヴァ神社、東京スカイツリーに建立！初号機、ご神体として奉納される
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と動画サービス「niconico」がコラボした「ニコニコエヴァ神社」の建立イベントが26日、東京スカイツリータウン スカイアリーナで行われ、大勢のファンが参拝に訪れた。
同イベントは、「ヱヴァキャラバン初号機強化計画」と題された地方巡回キャンペーンの一環として開催されたもの。キャンペーンでは、11月から「ニコニコカーEVA弾幕仕様」と高さ2メートルの初号機が、全国の『ヱヴァ』上映劇場を巡回してきた。
この日東京に帰還し、スカイツリーに運ばれた初号機の全身は、全国のキャンペーン参加者によって書かれた「願い」や「祈り」の寄せ書き（リアルコメTフィールド）でいっぱい。「建立の儀式」ではこの初号機をご神体に見立て、ファンの思いと共に「エヴァ神社」に奉納した。
神社の祠（ほこら）にはカメラが設置され、境内の様子をニコニコ生放送で配信。訪れた参拝者がカメラに向かって願いごとやお祈りを明かすと、ニコ生ユーザーがコメントで、それを応援する趣向となっており、参拝者からは「来年（志望）高校に受かりたい」といった進路の悩みから、「カヲル君のようなすてきな彼氏がほしい」といった恋愛相談まで、さまざまな願いことが寄せられていた。神社の近くには、高さ3.6メートルにもなる「ロンギヌスの槍」が地面に突き刺さったような形で設置され、周囲には携帯で記念写真を撮ろうと人だかりができていた。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は長きにわたり人気を維持してきたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再度映画化した「新劇場版」シリーズの3作目。迫力ある映像表現に加え、結末に向けたストーリー展開も注目されており、大ヒットを記録している。（取材・文：中村好伸）
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は全国公開中
「ニコニコエヴァ神社」は東京スカイツリータウン4階スカイアリーナに設置中 12月30日まで参拝可能（11時～21時まで）