「SMASH」のアンジェリカ・ヒューストン 動物愛護団体が選ぶ2012年パーソン・オブ・ザ・イヤーに
テレビドラマ「SMASH」のアンジェリカ・ヒューストンがPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の2012年パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたとE! Newsなど複数のメディアが報じた。
アンジェリカ・ヒューストン出演 映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』写真ギャラリー
「アンジェリカ・ヒューストンは動物全般の良き友であり、2012年のPETAパーソン・オブ・ザ・イヤーにふさわしい人物です」とPETAのスポークスマン、ウェンディ・ウェグナーはコメント。アンジェリカはテレビコマーシャルなどで無理やり演技をさせられているチンパンジーの扱いに抗議するビデオを製作し、これを観たアメリカの大手広告会社10社は今後チンパンジーを広告に起用しない規約を制定している。
このほかにも、ニューヨークのセントラルパークの風物詩となっている馬車馬の扱いのひどさにも声をあげ、ファッションに毛皮を取り入れないよう呼びかけも行っている。「わたしは毛皮を着るのが当たりまえのアイルランドで育ちました。でも、ミンクやフォックスが小さくて汚いケージに入れられ、共食いするほどの環境にあることを知り、考えを変えたんです」と語っている。
過去には、ビル・クリントン、エレン・デジェネレス、パメラ・アンダーソンなどがPETAパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。(澤田理沙)