めざましテレビ、新体制でも首位キープ！三宅アナもホッ

　フジテレビ朝の情報番組「めざましテレビ」の第2部（午前6時10分から8時）放送の2012年年間視聴率が、4年連続同時間帯でのトップの座に輝いたことが明らかになった。

　昨年4月に病気療養中の大塚範一アナウンサーに代わり、メインキャスターに三宅正治アナウンサーを迎え新体制で再出発をしていた「めざましテレビ」。大塚アナウンサーが2009年から守り続けてきた首位の座をキープできたことに対し、三宅アナウンサーは「大変うれしく思うとともに、自分が『めざましテレビ』に加入して視聴率が下がらなかったということで、とりあえずホッとしています（笑）」と安堵のコメントを寄せた。

　同時間帯には、日本テレビの「ZIP!」、テレビ朝日の「やじうまテレビ！」、TBSの「みのもんたの朝ズバッ！」などが競合しているが、新体制になっても、「めざましテレビ」の人気は衰えなかった。三宅アナウンサーは、1年間メインキャスターを務め、そんな「めざましテレビ」の魅力は「何かが起こった時にそれに即座に対応できる“機動力”、今、旬なものに敏感に反応する“情報力”、そして、出演者・スタッフが一丸となって物事に向かう“結束力”」だと感じたという。

　「めざましテレビ」は、今年4月で20年目。三宅アナウンサーにメインキャスターが代わると共に、スタジオをフジテレビ本社24階の球体展望室内に新設したほか、番組と完全連動したアプリ「めざましアプリ」を導入。新しい風をどんどん吹き込み、1月7日からは生放送中にスタジオのキャスターと視聴者がじゃんけんを行うことができるデータ放送システムを取り入れた。「めざましテレビ」は確実に進化を遂げているようだ。（編集部・島村幸恵）

「めざましテレビ」は毎週月曜から金曜午前5時25分から8時まで放送