『スネークフライト』デヴィッド・R・エリス監督死去 享年60歳 日本アニメ実写化を企画中だった…
サミュエル・L・ジャクソン主演映画『スネーク・フライト』や、『デッドコースター』などで知られる映画監督のデヴィッド・R・エリスさんが現地時間7日、60歳にして急死したとDeadline.comほか各メディアが報じた。
エリス監督が手掛けた『ファイナル・デッドサーキット 3D』写真ギャラリー
エリス監督は日本の成人向けアニメ「カイト」のハリウッド実写化に取り組んでおり、準備ために滞在していた南アフリカのヨハネスブルクで亡くなったとのこと。死因は明らかになっていない。「カイト」にも出演が決定していたサミュエルは、自身のツイッターで「才能にあふれ、親切で、最高の友人だった。本当に寂しいよ」と親友の若すぎる死に対する悲痛をつづっている。
1952年9月に米ロサンゼルスに生まれたエリス監督は、子役時代を経て俳優としてハリウッドで活動し、その後スタントマンに転向。スタントコーディネーターも務める一方で、1986年ごろから第2班監督となり、『マトリックス リローデッド』『ハリー・ポッターと賢者の石』などに携った。近年も「忠臣蔵」のハリウッドリメイク映画『47 ローニン(原題) / 47 RONIN』で第2班監督を務めている。
1996年に『奇跡の旅2/サンフランシスコの大冒険』で映画監督デビュー。2003年に『ファイナル・デスティネーション』シリーズの続編『デッドコースター』が大ヒットし、その後も『セルラー』『スネーク・フライト』など、B級だが良質なエンターテインメント作品を手掛けた。(編集部・入倉功一)