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さとう珠緒、本格派時代劇『蠢動』でぶりっ子封印!「素」に

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ぶりっ子封印?-さとう珠緒
ぶりっ子封印?-さとう珠緒

 脇崎智史平岳大若林豪目黒祐樹さとう珠緒が出演し、三上康雄監督がメガホンを取る映画『蠢動 -しゅんどう-』の製作が発表された。

さとう珠緒が「素」に!-映画『蠢動 -しゅんどう-』製作発表会見フォトギャラリー

 かつて関西自主制作映画の雄として活動していた三上監督は、その後、家業を継いで建築資材メーカー社長に就任。映画制作からは離れていたが、「自分の観たい時代劇映画がないから、自分で作る」という思いから、会社の株式を全て売却し、映画会社を設立。数千万円という自己資金を投じ、24歳のときに手掛けた16ミリ版「蠢動 -しゅんどう-」を自らの手でリメイクすることを発表した。

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 15日、明治記念館で行われた製作発表会見に出席した出演者たちは、さとうが「武士のような熱い監督」と評する通り、時代劇に対する三上監督の心意気に共感している様子。三上監督の下には、殺陣に『桜田門外ノ変』の久世浩、照明に『最後の忠臣蔵』の宮西孝明、音響効果に『十三人の刺客』の柴崎憲治など、豪華なスタッフも集結。三上監督も「最強の出演者とスタッフに囲まれて大変うれしく思っています」と満足げに語った。

 この日、紅一点となったさとう。三上監督も「テレビの(ぶりっこの)イメージとは違う人だろうと推測していたが、実際にお会いしたら穏やかで謙虚な人。まるで菩薩のような人やなと思って。(主人公の姉役の)由紀の役をやってもらいたいと思いました。素のさとうさんに近いものが見られると思うのでご期待ください」と切り出すと、さとうが「とてもうれしいですね、フフフ」と照れくさそうにする一幕も。

 クランクインは1月17日。2月の上旬まで、三重の伊賀、滋賀の比叡山などで、オールロケの撮影を敢行する予定。さらにクライマックスでは、雪の鳥取砂丘での決闘シーンの撮影も予定されている。そんな雪中での殺陣に対して「けんかのような泥臭い殺陣になれば」という脇崎に対して、平は「美しい殺陣にしたい」と気合いを語る。殺陣本来の醍醐味である「走る!」「斬る!」を前面に押し出した活劇となるようで、「ぜひとも海外の映画祭にも出品したい」と意気込む三上監督は、年内には劇場公開を目指したいと語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『蠢動 -しゅんどう-』は2013年公開予定

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