スピルバーグも一度映画化を考えた新作をクリストファー・ノーランが監督か?
映画『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』などでおなじみの人気監督クリストファー・ノーランが、新作映画『インターステラー(原題) / Interstellar』への監督交渉に入ったことが、The Hollywood Reporterで報じられた。
クリストファー・ノーラン監督 映画『インセプション』写真ギャラリー
これは、当初パラマウント・ピクチャーズのもとで企画されたが、その後パラマウントとワーナー・ブラザーズが共同出費して製作することになった作品で、カリフォルニア工科大学で重力を研究している物理学者キップ・ソーンの科学理論をベースに、『ダークナイト ライジング』のジョナサン・ノーランが脚本を執筆している。そのストーリーは、ワームホール(時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域でトンネルのような抜け道)から別の次元へタイムトラベルをするグループの探索を描いた作品になるそうだ。
ちなみに同作は、もともとスティーヴン・スピルバーグ監督が映画『コンタクト』、『マーシャル・ロー』のプロデューサー、リンダ・オブストと共に映画化する予定だったが、彼はメガホンを取らず、他の監督に作品を委ねることになったようだ。今のところ、スピルバーグ監督が今作で製作に携わるかは未定のようだ。
科学者原案のストーリーを、もしクリストファー・ノーランが映画化することになれば、期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)