グレン・クローズ入魂の『アルバート氏の人生』冒頭10分、初公開!
65歳のベテラン女優グレン・クローズが製作・脚本・主演を務めた入魂の一作『アルバート氏の人生』(1月18日公開)の本編冒頭約10分間の映像が、初公開された。
19世紀のアイルランドで、女性である本当の自分を隠してホテルのウエイターとして働く一人の人間の人生を描いた本作。グレンは性を偽ってでも厳しい時代を生き抜こうとするアルバートという難役に挑んでいるが、映画公開に先駆けて特別に披露された冒頭映像からも驚きの変身ぶりが見て取れる。
精巧なメイクを施し、男性に成りきった女性を演じるグレン。1982年に舞台で同役を演じて以来、「死ぬまでにこの役を大スクリーンで演じなければならない」という抱き続けてきた強い思いがついに実現した本作は2011年の賞レースをにぎわせ、評価を得てきた。グレンの覚悟が垣間見える本冒頭映像でイメージを膨らませ、劇場に足を運ぶのも一興だ。
本作のメガホンを取ったのは、『美しい人』や『彼女を見ればわかること』でもグレンとタッグを組んだロドリゴ・ガルシア。ジャネット・マクティア、ブレンダン・グリーソン、ジョナサン・リス・マイヤーズら演技派や、ミア・ワシコウスカ、アーロン・ジョンソンら注目の若手が脇を固めている。(編集部・小松芙未)
映画『アルバート氏の人生』は1月18日より全国順次公開