すしが人を食う!『デッド寿司』ついに公開初日!主演の美少女・武田梨奈が殺陣も披露!
19日、凶暴な人食いすしと人間との死闘を描いたフード・パニック映画『デッド寿司』が公開初日を迎え、新宿武蔵野館で行われた舞台あいさつに武田梨奈、松崎しげる、須賀貴匡、亜紗美、島津健太郎、津田寛治、仁科貴、村田唯、ジジ・ぶぅ、井口昇監督のキャスト・スタッフ総勢10名が登壇し、和気あいあいと本作をPRした。
同作は『電人ザボーガー』『片腕マシンガール』などカルト的人気を誇る井口昇監督の最新作。とある新薬の副作用によって誕生した人食いすしと、それに立ち向かうカンフー美少女(武田)との死闘を描き、すでに海外版予告がYouTubeで100万アクセスを突破するなど世界からも熱い注目を浴びている話題作だ。
そんな本作がついに公開とあり、会場は熱気ムンムンでキャストらが登場すると拍手喝采。井口監督もこれに笑顔とVサインで応え「アイデアを思い付いた当初は『何を考えているんだお前み』みたいな空気だったけど、こんなにたくさんの方が来ていただいてうれしい。しかも普段は(感動作の)『最強のふたり』とか上映している映画館ですよ」と感慨深くあいさつした。
また、これまでに本作を持って海外の映画祭およそ30か所を周った井口監督は、「上映されると『ヘイ、スシ!』って声援があったり、朝のバイキングで『今日はすしがなくて残念ね』と声かけられたり、すしが愛されているなって感じました」と肌で感じた世界の熱気を伝えた。
一方、主演の武田は本作でテキサスで開催された「ファンタスティック・フェスト」でコメディー女優賞受賞という快挙を達成。外見はかれんな少女ながらステージで激しい殺陣を披露してファンを驚かせ「まさかおすしと闘って主演女優賞をいただけるとは思っていなかったです」とにっこり。撮影中はすしが目の前にいるのを想像しながら戦っていたため「監督の『次イカ行きまーす』『次上からマグロ行まーす』という声を信じて演じました」とコミカルな撮影風景を明かして笑いを誘った。(取材・文:中村好伸)