ロバート・レッドフォード主演の新作は台詞なし!映画『マージン・コール』の監督とタッグ!
映画『明日に向って撃て!』、『追憶』などでおなじみの名優ロバート・レッドフォードが主演する新作『オール・イズ・ロスト(原題) / All Is Lost』が、全くせりふのない作品であることをレッドフォード自身が主催するサンダンス映画祭の記者会見で明かした。
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『オール・イズ・ロスト(原題)』は、世界金融危機に直面したウォール街の金融マンを描いた映画『マージン・コール』で、脚本兼監督を務めてアカデミー賞脚本賞までノミネートされたJ・C・チャンダーが製作している作品。現在同作品は撮影を終了し、編集段階に入っている。そのストーリーは、海で遭難した男が孤軍奮闘しながら難を乗り越えていくサバイバル映画だそうだ。
現在76歳のレッドフォードは、身体的にもかなりチャレンジを要する作品だが、クリエイティブ面でも監督は独特な演出を図っているようだ。
ちなみに、日本では1960年に故新藤兼人監督が手掛けた映画『裸の島』が全くせりふのない映画として注目を集めただけでなく、モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞していた。今回、注目の若手監督J・C・チャンダーといつまでも果敢に映画に取り組むレッドフォードのタッグは、期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)