ディズニー、新『スター・ウォーズ』のポスターを旧シリーズを手掛けた大御所に依頼
昨年ルーカスフィルム買収を発表した米ディズニーが、2015年公開を目指す映画『スター・ウォーズ』の新作「エピソード7」のポスターを、旧シリーズのポスターを手掛けたドゥルー・ストゥルーザンに依頼しているという。
ドゥルーといえば、『インディ・ジョーンズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』シリーズといった、ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグの作品をはじめ、『グーニーズ』『ハリー・ポッターと賢者の石』など数多くの映画ポスターを手掛けたアーティスト。『スター・ウォーズ』シリーズのポスターも彼の手によるものだが、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開された2008年に引退宣言をしている。
しかし、このほどFanhattan Blogに掲載されたインタビューでドゥルーは、『スター・ウォーズ』の新作にかかわるのか聞かれ、「実のところ、今週ディズニーから『スター・ウォーズ』に関して電話をもらったんだよ」と回答。ディズニーから仕事のオファーがあったことを認めた。
監督候補について情報が錯綜し、ファンの期待と不安が高まる新シリーズ。大御所ポスター作家のカムバックとなれば、ファンの不安も少しは休まるところだが、ドゥルーは「頼むよ、僕は引退しようと思ってるんだぜ! 『スター・ウォーズ』を描くことに35年を費やしてきたんだ」と笑いながらコメント。まだオファーを受けていないようだが、可能性はあるとも語っており、まだ決めあぐねている様子。ファンにとっては、何とも実現してほしい企画となりそうだ。(西村重人)