スタローン、異父妹から脅迫されていた…26年にわたって数億円を支払う
シルヴェスター・スタローンが異父妹から脅迫され、26年にわたって計200万ドル(約1億6,000万円)を支払っていたことが明らかになった。スタローンの代理人が認めた。異父妹トニ・アン・フィリッティさんは昨年8月に肺がんのため死去しており、その際はスタローンの献身的な介護が話題になっていた。(1ドル80円計算)
NYPOST.comによると、トニ・アンさんは1980年代、スタローンから数年にわたって暴行を受けていたと主張し、これをネタにスタローンに金銭を要求していた。スタローンは一貫して暴行の事実を否定していたものの、俳優としてのキャリアに傷が付くことを恐れ、示談に応じることにしたという。これについては、二人の母であるジャクリーンさんも「ゆすり以外の何物でもありませんでした」と証言している。
トニ・アンさんが死去する昨年8月までにスタローンが支払ったのは、200万ドル(約1億6,000万円)の示談金に加え、一月あたり約1万7,000ドル(約136万円)の生活費、年間5万ドル(約400万円)相当の投資信託だといい、累計では6億円以上になるとのこと。
この事実を認めたスタローンの代理人は「著名人は、家族や友人による脅迫の対象になることがよくあります。とても悲しいことです」とコメント。これまでスタローンは危篤になったトニ・アンさんを介護するなど、その異父妹への献身ぶりが話題になっていたが、事実が明るみに出た以上、これまでとは違った見方をされることは間違いない。(編集部・福田麗)