悪人全員受賞!『アウトレイジ ビヨンド』東スポ映画賞で3冠!
北野武監督の映画『アウトレイジ ビヨンド』が第22回「東京スポーツ映画大賞」で作品賞・監督賞を含む3部門で受賞したことが明らかになった。また、男優賞では、西田敏行、三浦友和、加瀬亮などメインキャスト12名が受賞するという快挙を達成している。(数字は配給調べ)
1992年から始まった同賞は、日本各地の映画賞主催者が選んだノミネート作品から、審査委員長であるビートたけしが独断と偏見で選ぶという映画賞。『アウトレイジ ビヨンド』は、前作『アウトレイジ』に続いて、作品賞・監督賞をW受賞した。
そして、ビートたけしがノミネートされていた主演男優賞、新井浩文と小日向文世がノミネートされていた助演男優賞では、なんと「男優賞」として西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁が受賞。ビートたけしを除いた12名のメインキャストが受賞した。
惜しくもビートたけし(北野武)の男優賞・監督賞のW受賞は逃したものの、3冠を達成した『アウトレイジ ビヨンド』。劇場公開時にも北野武監督作品としては週末ランキングで初めて初登場1位を記録し、最終的には14億5,000万円の興行収入を記録するなど、北野武監督の新たな代表作にふさわしい成績を残している。
第22回「東京スポーツ映画大賞」授賞式は2月24日に都内ホテルで行われる。(編集部・福田麗)
映画『アウトレイジ ビヨンド』DVD&ブルーレイは4月12日発売 税込み価格:6,300円(DVDスペシャルエディション)、7,350円(ブルーレイスペシャルエディション) 通常版もあり