朝ドラにお叱り「宮古島の映像が少ない」
25日、沖縄県宮古島市にて、NHK連続テレビ小説「純と愛」宮古島ロケ取材会が行われ、大久保篤プロデューサーが、「宮古島の映像が少ない」と何度かお叱りを受けていたことを明かした。
大久保プロデューサーは「宮古島は大阪から遠いこともありまして頻繁にロケに来るわけにもいかず、“宮古と大阪が舞台だ”と言いながら宮古の映像が少ないぞ、というお叱りも何度か受けております」と打ち明けた。3月頭から最終回までの大きなテーマは、「宮古島に来て、(主人公の待田)純ちゃんがどうやって自分の思うような魔法の国を作っていくのか、また作れるのか」ということだと明かし、後半は宮古島を中心に物語が進んでいくと説明した。
これを受け、純を演じる夏菜は、「宮古の話ばかりになるので、ぜひ宮古の皆さんには楽しみにしていただきたいな、と思います」とコメント。純の夫・愛を演じる風間俊介も、「この物語の最後が宮古島で迎えられるということに、すごくうれしさと感慨深さみたいなものを感じています」とひさしぶりの宮古島に、ラストスパートを誓った。
この日は、夏菜、風間のほか、愛の父・謙次を演じる堀内正美、愛の母・多恵子を演じる若村麻由美、愛の妹・誠を演じる岡本玲の待田一家が、取材会で初めて勢ぞろい。狩野正、マリヤ夫妻を演じる速水もこみち、高橋メアリージュンも駆け付け、それぞれ宮古島の地を踏む喜びを語った。(編集部・島村幸恵)
NHK連続テレビ小説「純と愛」はNHK総合にて毎週月曜から土曜午前8時から8時15分まで放送中