氷室京介、『藁の楯』主題歌を書き下ろし!三池崇史監督が自ら依頼!
ロック歌手の氷室京介が、凶悪犯の護送警護にあたるSPたちの奮闘を描く三池崇史監督最新作『藁の楯 わらのたて』の主題歌を担当することがわかった。かねてより三池監督のファンだったという氷室は「監督と出演者に対するリスペクトの気持ちとして、映画のために出来る限りのことをやろうと思いました」と語っている。
本作は、漫画家・木内一裕(きうちかずひろ)による同名小説が原作のサスペンス・アクション。大沢たかおと松嶋菜々子が凶悪犯の護送警護にあたるSPにふんし、10億円の懸賞金が掛けられた凶悪犯(藤原竜也)の移送における、緊迫の道程がスリリングに描かれる。
そんな本作の主題歌となるのは、今年ソロ25周年を迎える氷室が担当した「NORTH OF EDEN」。氷室と同年代で、昨年リリースされたシングルの特典映像も監修している三池監督は今回、氷室に手紙で本作の主題歌を依頼。三池監督のためにひと肌脱ぎたいと依頼を快諾した氷室は、監督の手紙と本作の台本からイメージを膨らませ、この楽曲を書き下ろした。
氷室と三池監督は、以前からやり取りはあったものの、昨年末にようやく念願の初対面。それだけに氷室も「自分が三池監督のファンなので、今回こういう形でチャンスをいただけたことは非常にうれしいですし、ありがたいです」と喜びもひとしおの様子。一方の三池監督も、助監督のころ「時代の象徴として世の中を席巻していた」氷室からの主題歌提供に「我々の仕事もなかなか捨てたもんじゃないなと思っています」と感慨深く語っている。
ちなみに楽曲のサウンドプロデュースを務めたのは、ワーナー・ブラザーズレコードの会長で、グリーン・デイなどを世界中でヒットさせた名プロデューサーのロブ・カヴァロ。ロブが日本人アーティストをプロデュースするのは初のことで、氷室の楽曲を絶賛していたとのこと。その完成度の高さにも大いに期待できそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『藁の楯 わらのたて』は4月26日より全国公開
映画『藁の楯 わらのたて』主題歌「NORTH OF EDEN」は4月リリース予定