『96時間』ピエール・モレル監督とショーン・ペンが“殺し屋”映画でタッグか
映画『96時間』『パリより愛をこめて』で注目を浴びたフランス出身のピエール・モレル監督が、新作『プローン・ガンマン(原題) / Prone Gunman』の監督交渉に入ったことがHollywood Reporterによって明らかになった。
これは、映画『マトリックス』シリーズ、『シャーロック・ホームズ』シリーズなどを手掛けたハリウッドの大物プロデューサー、ジョエル・シルヴァーが、映画『アンノウン』のアンドリュー・ローナと共に自身の製作会社シルヴァー・ピクチャーズで企画している作品。フランスの作家ジャン=パトリック・マンシェットの小説「眠りなき狙撃者」を基に映画化することになっている。
ストーリーは、引退を決意した殺し屋テリエが、1人の女性と出会ったことで結婚を決意し最後の仕事に挑むが、組織の裏切りにあって窮地に追い込まれていくというもの。この主人公テリエ役に映画『ミスティック・リバー』『ミルク』で2度アカデミー賞主演男優賞を受賞したショーン・ペンが決定しており、脚本はピーター・トラヴィスが担当することになっている。
モレル監督は、映画『96時間』であの演技派リーアム・ニーソンをアクションもできる俳優に仕立て上げた。もし彼に決定すれば、どのような演出を見せるか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)