Leadのリーダー・中土居宏宜が卒業発表 今後は3人で活動
男性4人組のダンスボーカルユニットLeadのリーダーである中土居宏宜が、同ユニットからの卒業を30日にオフィシャルブログで発表した。3月開催のファンクラブイベントの最終公演が卒業日になり、4月以降は谷内伸也、古屋敬多、鍵本輝の3人で引き続き活動していくという。
中土居は「ファンクラブイベント『Leaders Party 10!』をもってLeadを卒業し、全ての芸能活動を終了することにいたしました」とファンに向けて報告。デビュー10周年となる昨年は達成感でいっぱいだったようだが「どうしてもLeadとしての自分に自信を持つことだけができませんでした」と胸の内を明かし「高い目標に向かっていこうとしているメンバーの中に、そんな迷いを拭いきれない僕が加わっているわけにはいかない」など、卒業理由をつづった。
中土居は「僕の結論をすぐに納得してもらうことは、とても難しいことだとわかっています」と前置きをした上で「僕個人の決断によって3人に失望することなく、Leadを温かく見守っていってください。勝手な言い分になってしまうかもしれませんが、どうかお願いします」とファンに呼び掛けた。
これに対し谷内、古屋、鍵本は、卒業という結論に至った経緯と中土居への思いをつづり、「リーダーが卒業することは、もちろんとてつもなく大きな出来事ですが、これからは僕たち3人で、Leadのモットーである『Stand and Fight(踏みとどまって、闘う)』を引き続き掲げて、さらに鮮やかな景色をLeadersのみんなと見るために、全力でLeadとして活動していきます」と決意表明している。
Lead は2002年に平均年齢14.5歳の若さでデビューし、同年、第44回日本レコード大賞新人賞を受賞。2013年1月現在までに、計20枚のシングル、7枚のアルバムをリリースしているほか、それぞれがテレビドラマに出演するなど各方面で活躍している。(朝倉健人)