ホイットニー・ヒューストンさんの娘、祖母が書いた母親の伝記本のボイコットを呼びかけ

　ホイットニー・ヒューストンさんの娘ボビー・クリスティーナが、祖母シシー・ヒューストンが著した母親の暴露本「リメンバリング・ホイットニー（原題） / Remembering Whitney」は読まないと宣言した。

　「わたしとニック・ゴードンは祖母の書いた本に一切関わっていません」「読んでもいなし、読みもしません。母への侮辱だと思うし、娘として耐えられません」とボビーはツイートしている。ニック・ゴードンはホイットニーさんが息子同然に育てた子どもで、現在ボビー・クリスティーナと交際をしており、婚約をしたとの報道もある。

　シシーは本の中でホイットニーさんが遺体で発見されたと連絡があったときに、自分の人生は崩れ去ったことを明かしている。「連絡を受けたあとのことは覚えていませんが、アパートの住人全員に聞こえるくらいの大声で叫んだそうです。でも、わたしの頭の中は真っ白で、『わたしの赤ちゃんが死んでしまった』という考えしかありませんでした」と本に書いている。

　ホイットニーさんが亡くなって約1年になるが、今でも心が痛み、娘を抱きしめたい気持ちに駆られるとのこと。「わたしより先に死ぬとは思いもしませんでした。あの娘がいなくなってからの数日は、もやがかかっています。うとうとして目が覚めると、悪夢だと思っていたことが現実だと気付く繰り返しでした」と当時の様子を語っている。

　本の宣伝のため、トークショー「オプラズ・ネクスト・チャプター（原題） / Oprah’s Next Chapter」に出演したシシーは、本を書くことに反対だったボビー・クリスティーナとの関係がぎくしゃくしていることを明かしている。（BANG Media International）