よしもと芸人アイドル「シュガーズ」がディズニー声優に!AKB48と“競演”
よしもとの女芸人によるアイドルユニット「シュガーズ」が、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』で日本語吹き替え声優に挑戦することが明らかになった。日本をモチーフにした“KAWAIIキャラクター”をはじめ、本作の世界観とイメージにぴったりなこと、そして邦題にもなっている作中のレース・ゲーム「シュガー・ラッシュ」とグループ名と近かったことから大抜てきされることになった。同作のエンディングテーマ&主題歌はAKB48が担当しており、ディズニー映画で異例の日本アイドル競演が実現している。
「シュガーズ」は森三中、ハリセンボン、アジアン、友近などにより、昨年11月に結成された11人組の女芸人アイドルグループ。「日本女子よ、もっと自分にご褒美を!」というコンセプトの下、冠ラジオ番組「シュガーズの週末は甘えナイト!」を中心に活動している。
そんな「シュガーズ」が本作で演じるのは、主人公の少女ヴァネロペとライバル関係にあるレーサーたちだ。日本のアニメキャラクターのスタイルや、日本のティーンエイジャーや女子高生のファッションを参考に“ハラジュクガール”の雰囲気で生み出されたキャラクターだといい、「シュガーズ」からはリーダーの友近をはじめ、森三中の村上知子、黒沢かずこなどが声優として起用されている。
リーダー格のタフィタ役を務める友近は「今回は子どもの役で、もちネタ“キャサリン”のようなかわいい声を意識してみました」とコメント。これまでにも声優にチャレンジした作品はあるが「今まで担当した声優作品に比べ、一番時間をかけたし、思い出に残る作品になりました。シュガーズとしても各メンバーがこだわりを持って、やりがいのある仕事になりました」と述懐するとともに、「子どもやアニメーションに教えられることはまだいっぱいあるんだなとも実感しました」と本作の魅力を語った。
ゲームの世界を舞台にした本作は、悪役でいることに疲れてしまったキャラクターが、お菓子の国を舞台にしたレース・ゲームの世界に迷い込んだことから始まる騒動を描いた作品。「マリオ」シリーズのクッパが登場したり、挿入歌&エンディング・ソングにAKB48の楽曲が起用されたり、日本カルチャーにオマージュをささげていることも話題になっている。(編集部・福田麗)
映画『シュガー・ラッシュ』は3月23日より全国公開