マメシバと佐藤二朗、どっちが好き? “究極の質問”に南沢奈央も苦笑
9日、マメシバとヘソまがりな中年ニートとの交流を描いた映画『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』初日舞台あいさつがシネマート新宿にて行われ、佐藤二郎、南沢奈央、高橋洋、高橋直純、亀井亨監督が出席した。生後7か月のマメシバ・一郎が登場すると、そのかわいさに、満員の客席からは「かわいい~!!」と大声援が起こった。
『映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』初日舞台あいさつフォトギャラリー
本作は、『幼獣マメシバ』『マメシバ一郎3D』に続く人気シリーズの劇場版第3弾。ずっとニートだった芝二郎がペットショップで働くことになったものの……サボってばかりの主人公の屈折した心模様、そしてマメシバのキュートな魅力を描き出す。
芝二郎の同僚・まちこを演じた南沢は、今作が初参加となるが、「現場のチームワークがすばらしかった。監督は犬の行動をよく把握されていて、判断が早くて、テンポの早い現場でした。参加できて幸せでした」と笑顔。小学生のころは、ペットショップの店員か獣医が夢だったという南沢にぴったりの役どころとなっており、そんな南沢に佐藤は「昔から一緒にいるみたいに、見事に溶け込んでいただいてありがとう」と感謝の言葉を送っていた。
犬には興味がないという佐藤は、南沢から「冷ややかな目で見ていましたね」と言われると、何を思ったのか、突然「一郎と二郎、どっちが好き? 客席は気にしないで、正直に答えて」と詰め寄る。南沢が「一郎でかねえ」と苦笑しながら応えると、その受け答えには客席から大きな拍手が起こり、佐藤ががっくり落ち込むという一幕もあった。
その後、愛くるしいマメシバ・一郎が登壇すると、佐藤はあたふた。一方、南沢はマメシバのかわいさにメロメロの様子だった。(福住佐知子)
映画『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』は公開中