インパルス板倉＆堤下がコンビで映画初主演！『樹海のふたり』7月公開決定

　人気お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之と堤下敦がコンビそろって映画初主演を果たす『樹海のふたり』の劇場公開が7月に決まった。本作は富士樹海で自殺しようとする人への取材を通して、フリーのテレビディレクターである竹内（板倉）と阿部（堤下）が、問題を抱えた自分と向き合う姿を描いたヒューマン・ドラマ。きたろうが中年の自殺志願者、遠藤久美子が竹内の妻で自閉症の子どもを抱える母を演じている。

　本作の原案は、2004年放送の情報ドキュメンタリー番組で取材を担当したテレビディレクターたちの実体験。1か月に及ぶ取材で得た情報を番組化し高視聴率を獲得するも、自殺志願者の心に触れたことがきっかけで、人生を自問自答する主人公二人の葛藤を活写する。

　関口宏を父に持つ俳優の関口知宏が音楽を担当し、メガホンを取るのは本作で劇映画監督デビューを飾る山口秀矢。2月21日から開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013」のヤング・オフシアター・コンペティション部門に出品されることも決まっている。初めて映画主演を務めるインパルスの二人が“悩める人生”をどう表現しているのか、視線が集まりそうだ。（編集部・小松芙未）

映画『樹海のふたり』は7月に渋谷ユーロスペースで公開