デヴィッド・ボウイとイギー・ポップが共同製作していた西ベルリン時代が映画化!
歌手デヴィッド・ボウイとイギー・ポップが、西ベルリンを拠点に共同で曲を製作していた時代を描いた伝記映画『ラスト・フォー・ライフ(原題) / Lust for Life』が、この度映画化されることがThe Hollywood Reporterによって明らかになった。
これは、イギリスの製作会社オルタード・イメージ・フィルムズが、ベルリンの製作会社エゴリ・トッセル・フィルムズと提携して製作する予定の作品で、監督は映画『大統領暗殺』のガブリエル・レンジがメガホンを取り、脚本はテレビドラマ「トリニティ ~背徳のキャンパス~」のロビン・フレンチが執筆することになっている。
デヴィッド・ボウイとイギー・ポップは、1970年代後半に西ベルリンで共同製作をしており、イギー・ポップのアルバム「イディオット」、「ラスト・フォー・ライフ」を誕生させた。1970年代後半の西ベルリンは両ドイツ基本条約により、両国の自由往来が認められ、アーティストにとっても興味深い時代であった。今作のプロデューサーは、これから海外の配給会社とベルリン国際映画祭で交渉していく予定でいるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)