椎名桔平主演の新ドラマ、映画公開も同時決定!UULAオリジナル第1弾「RETURN」
俳優・椎名桔平が主演する総合エンタメアプリ・UULAオリジナルドラマ第1弾「RETURN」が近日配信開始され、今夏に映画としても劇場公開されることが決まった。共演は水川あさみ、山本裕典、キムラ緑子、でんでん、土屋アンナ、高嶋政宏、田中泯ら。映画『わが母の記』で第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを受賞した原田眞人監督が、実力派キャストでバイオレンス・アクション・エンターテインメントを描く。
UULAは、エイベックス・エンタテインメントとソフトバンクによる合弁会社、株式会社UULAが運営する月額490円の定額制見放題総合エンタメアプリ。映画やドラマ、アニメなどの6万コンテンツ以上のサービスを近日提供開始する。「RETURN」はUULAオリジナルドラマの第1弾として配信されるもので、今夏に映画が劇場公開されることも決まっている。
脚本は原田監督のオリジナルで、原田監督作品への参加は4作目となる椎名が、暴力団の若社長をはずみで殺害してしまい海外へ逃亡する主人公・北原を熱演。逃亡先の雇い主のボスから実業家の暗殺を命じられ、東日本大震災後の放射能問題に揺れる日本へ戻った北原が、実業家の愛人(水川)、タクシー運転手(山本)らと出会い、数奇な運命に翻弄(ほんろう)されるさまを映し出す。
ジャック・オーディアール監督の映画『預言者』に刺激されたという原田監督は、現代日本のアンダーグラウンドな世界を通して社会問題に鋭く切り込む。ドラマの配信後に映画を公開するという新たなチャレンジについては、「クオリティーが高いもので若者に観てもらえるものを作るには、“最初に配信して、内容を確認してもらった上で映画館に足を運んでもらう”というやり方は非常に効果的」と前向きだ。
本作を「役所広司さんが主演されていた、『KAMIKAZE TAXI』(1995年)という原田監督の作品の続編的な感じもあります」と紹介したのは椎名。ブラジルの格闘技・カポエイラを使用したアクションシーンもあるといい、YouTubeで勉強したという意外な役づくりも明かした。音楽は、脚本を読んで書き下ろしたm-floの「CHANCE」が起用されている。(編集部・小松芙未)
UULAオリジナルドラマ第1弾「RETURN」は近日配信予定(1話約14分、全8話、第1話無料配信、毎週日曜更新)、映画は今夏公開予定