新婚のアン・ハサウェイ、『レ・ミゼラブル』でオスカーを獲れたら人生で最も幸せ!
第63回ベルリン国際映画祭
第63回ベルリン国際映画祭で特別上映作品『レ・ミゼラブル』の会見が行われ、主演のヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイらが出席した。本作は、第70回ゴールデン・グローブ賞での最多3部門をはじめ多数の賞を獲得しているほか、第85回アカデミー賞では8部門でノミネートされている。
トム・フーパー監督が、第62回ベルリン映画祭に参加した一昨年も似た状況で、『英国王のスピーチ』がアカデミー賞の発表を待つばかりという期待と不安の中にいた。結果、コリン・ファースの主演男優賞を含む4部門で受賞。俳優の底力を引き出すことにたけているフーパー監督は、『レ・ミゼラブル』ではヒュー・ジャックマンに主演男優賞ノミネート、アン・ハサウェイに助演女優賞ノミネートをもたらした。
ヒューは「僕にはオスカーという名の息子がいるんだ。だから、オスカーといつでもいっしょだ」と笑わせた後、「ノミネートされて授賞式に出ることになるなんて、夢にも思わなかったよ」と改めて自身初となるアカデミー賞ノミネートの感激を語った。
アンは「小さいころはオスカーとミス・アメリカを混同していたの。だから、王冠をかぶるようなものかと思って憧れていたわ(笑)。もちろん、今はそれがどんなに大変なことか、どんなに名誉なことかわかっている。昨年、結婚したし、もし受賞できたら人生で最も幸せな時期になるわ」と新婚の幸せも感じさせるコメント。キュートなショートヘア姿で会場を魅了していた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)
第63回ベルリン国際映画祭は17日まで開催