『インファナル・アフェア』アンドリュー・ラウとマーティン・スコセッシが新作でタッグ!
映画『インファナル・アフェア』シリーズでメガホンを取ったアンドリュー・ラウ監督の新作『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴンズ(原題) / Revenge of the Green Dragons』で、マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮を務めるとDeadlineが報じた。
アンドリュー・ラウ監督映画『インファナル・アフェア』フォトギャラリー
同作は、映画の製作資金を提供してきたIM Globalの傘下にあるOctaneが製作する予定の作品で、世界中で注目を集めた『インファナル・アフェア』のハリウッド版リメイク作『ディパーテッド』で監督を務めたスコセッシが製作総指揮を担当し、アメリカ公開の手助けをすることになったようだ。
1980年代のニューヨークを舞台に2人の移民の兄弟がグリーン・ドラゴンズというギャングに加入して、のし上がろうとするが、ギャングが兄弟の関係に影響を及ぼし始めていくというストーリー。1992年のニューヨーカー誌に掲載されたフレドリック・ダネンの執筆記事を基に、映画『夢の旅路』のマイケル・ディ・ジャコモが脚色することになっている。
撮影は、今年の4月から行われる予定。映画『ディパーテッド』でアカデミー賞6度目のノミネートにして初めて監督賞を受賞したスコセッシと、オリジナル版の監督ラウのタッグは、期待できる作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)