ジェニファー×ブラッドリー×ラッセル監督が実話新作で再タッグ!
デヴィッド・O・ラッセルがメガホンを取った映画『世界にひとつのプレイブック』で第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされているジェニファー・ローレンスが、ラッセル監督の新作(タイトル未定)で、再びタッグを組むことがDeadlineによって明らかになった。
以前『アメリカン・ブルシット / American Bullshit』と仮題がついていた本作は、映画『ダークナイト ライジング』のチャールズ・ローヴェンと『ザ・バンク 堕ちた巨像』のリチャード・サックルの製作会社アトラス・エンターテイメントが、ソニー・ピクチャーズのもと製作する予定の作品。脚本はエリック・ウォーレン・シンガーとラッセル監督が共同執筆している。
1970年代にワシントン、アトランティックシティーで起きた「アブスキャム事件」という下院議員が関与した有名な賄賂事件で詐欺師がFBIに協力し、おとり捜査を行った実話を基にした映画だ。
キャストには、FBI捜査官ジミー・ボイル役にブラッドリー・クーパー、ジミーと共におとり捜査をする詐欺師メルヴィン・ウェインバーグ役にクリスチャン・ベイル、その詐欺師の愛人で相棒役にエイミー・アダムス、ニュージャージー州下院議員役にジェレミー・レナーがすでに決定しており、今回新たにウェインバーグの妻役にジェニーファーが加わった。
近年、映画『スリー・キングス』『ザ・ファイター』などの秀作を手掛けてきたラッセル監督と、この素晴らしいキャスト陣が織り成すドラマに期待したい。ジェニファーがラッセル監督と初めてタッグを組んだ『世界にひとつのプレイブック』は、日本では2月22日に公開される。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)