村上春樹、3年ぶり新作長編を発表へ 4月刊行予定
作家・村上春樹が3年ぶりの新作長編を4月に発表することが明らかになった。16日、大手出版社の文藝春秋が発表した。
同社は16日、「村上春樹氏 新刊に関するお知らせ」と題した告知をオフィシャルサイトに掲載。現在のところ、新作が書き下ろしであること以外の情報は出ておらず、詳細は順次発表されるという。
村上にとっては2010年の「1Q84 BOOK3」以来、3年ぶりの新作。また、これまで村上は短編集などを文藝春秋から刊行したことはあるものの、長編小説は講談社・新潮社から刊行されており、文藝春秋から長編小説が刊行されるのは今回が初めてとなる。
村上はノーベル文学賞の筆頭候補に挙げられるなど、世界的に知られている小説家。デビュー作の「風の歌を聴け」が小林薫主演で映画化されているほか、2010年には代表作の「ノルウェイの森」がトラン・アン・ユン監督、松山ケンイチ主演で映画化されたことも話題になった。(編集部・福田麗)