『ジュラシック・パーク』プロデューサーが4作目から離脱、新『スター・ウォーズ』に注力へ
大ヒットアドベンチャー『ジュラシック・パーク』シリーズの製作に関わり続けたプロデューサーのキャスリーン・ケネディが、シリーズ最新作のパート4から離脱した模様だ。キャスリーンは昨年6月にルーカスフィルムの共同会長に任命されており、今後は新『スター・ウォーズ』に注力するという。
キャスリーンは、『E.T.』から最新作『リンカーン』までスティーヴン・スピルバーグ関連作品を数多く手掛けてきた敏腕プロデユーサーで、『ジュラシック・パーク』も1作目からプロデュースにかかわり続けている。
2014年の全米公開を目指す第4弾の製作も手掛ける予定だったようだが、 現地時間17日、キャスリーンの夫でやはりプロデューサーのフランク・マーシャルは、自身のツイッターでそれを否定。フォロワーからキャスリーンの『ジュラシック・パーク』参加について聞かれたフランクは、彼女が新『スター・ウォーズ』シリーズの製作に移ったことを告げ、「彼女はラプトルをTIEファイターと交換したんだ」とつづった。
『ジュラシック・パーク4(原題) / Jurassic Park IV』は2014年6月の全米公開を予定。映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の脚本家コンビ、リック・ジャッファとアマンダ・シルヴァーが脚本を手掛け、フランクが製作を、スピルバーグが製作総指揮を務める。一方で『スター・ウォーズ』のエピソード7に当たる新作は、J・J・エイブラムスを監督に迎えて企画が進行中。『ジュラシック・パーク』はまだ正式に監督が発表されておらず、予定通りの公開を迎えることができるのか、気になるところだ。(西村重人)