よしもと芸人、ブサイク巨人の声優に!「顔がそっくり」なので大抜てき!
童話「ジャックと豆の木」を基にしたハリウッド映画『ジャックと天空の巨人』の日本語吹き替え声優に、スリムクラブの真栄田賢、千原せいじ、博多華丸、南海キャンディーズの山里亮太が起用されることが明らかになった。劇中に登場する“ブサイク巨人四天王”にそれぞれ顔がそっくりなことが抜てきの理由となっており、声だけでなくその容姿までも吹き替えた類をみない試みとなる。
巨人四天王とは、ブサイクな顔に傍若無人で野蛮な性格、おまけに不潔というインパクトのあるキャラクターで、劇中では主人公ジャックをはじめとする人間たちに次々と襲い掛かる。吹き替え声優に選ばれた芸人たちも巨人と容姿が似ていることは認めているといい、中でも「そっくり」との声が相次いでいるフィー役の真栄田は「何だか愛着湧きますよ」と役柄を気に入っている様子だ。
フォー役の博多華丸も「日本の映画かと思ったくらいですよ。ハリウッドでもこの4人でいけるんじゃないですか?」と役のはまりっぷりに自信を見せるだけでなく「逆輸入してみたい気持ちですよ」とまさかのハリウッド進出にも意欲。ファイ役の千原せいじも「キャスティング会議で絶対遊んでたしょ? って思うてしまいます」とうり二つであることを認めている。
その一方で、ファム役の山里は巨人役に決まったとき、相方の山崎静代に相談したとのこと。「『しずちゃん、巨人の役づくりはどうやったらいいの?』って聞いたら『フガーッ!』って言ってました(笑)。それ聞いた瞬間にわかりましたよ。しずちゃんは、巨人の役づくり35年くらいやっているんでね。『フガーッ!』の一言で伝わりました(笑)」と役づくりのエピソードを明かしていた。
本作は、『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー監督が童話「ジャックの豆の木」を大胆に翻案した3Dアドベンチャー大作。すでにメインキャストの吹き替え声優は発表されており、主人公ジャックをウエンツ瑛士、ヒロインのイザベル姫を平愛梨、悪役ファロン将軍をガレッジセールのゴリが演じる。(編集部・福田麗)
映画『ジャックと天空の巨人』は3月22日より丸の内ルーブルほか全国公開