ロシア国籍を取得したジェラール・ドパルデュー、ロシアで住民票を提出
富裕層の所得税率を75%とするフランス政府の増税策に憤慨し、ロシア国籍を取得したジェラール・ドパルデューが、ロシアのサランスクに住民票を提出したという。
ジェラール・ドパルデュー出演 映画『あるいは裏切りという名の犬』写真ギャラリー
ロシアで学校や医療などの公共サービスを受けるためにはロシア国内に住所が必要なため、ジェラールは引っ越しをしたとのこと。
ジェラールは国籍取得を認めてくれたウラジーミル・プーチン大統領に感謝の手紙を送り、ロシアの文化を称賛している。「パスポートの取得が認められたことをうれしく思います。あなたの国、ロシアを愛しています。その国民、歴史、作家など、あなたの国の文化、知性を愛してやみません」とジェラールは手紙に書いている。
フランス民法上、フランス国籍を放棄するにはほかの国籍を取得する必要があるとされており、ロシア国籍を取得したことでジェラールはフランス国籍を完全に放棄したものと思われる。(BANG Media International)