滝川クリステル、こけちゃった!被災した愛犬アリスと「殺処分ゼロ」を訴える
2日、ペットの殺処分をゼロにする活動に取り組んでいる滝川クリステルが、丸の内ピカデリー3で開催された映画『ひまわりと子犬の7日間』のチャリティー試写会に愛犬アリスと共に出席し、「この活動を前進させるためがんばりたい。この映画を通して多くの方に知ってもらえたら」と広く訴えた。
ペットの殺処分を題材に、犬のひまわりと保健所職員の感動の実話を映画化した本作。滝川は、原発事故で親とはぐれてしまったラブラドール犬のアリスを預かるなど、動物愛護運動に積極的に取り組んでいることでも知られている。半そでシャツにパンツルックと動きやすい衣装で登壇した滝川は、愛犬アリスについて「震災から1か月後、原発に近い浪江町でNPOの方がたまたまほえたのを発見したようでして、意を決して引き取ってから2年経ちます」と紹介。
「しつけがなってない」と謙遜しつつも「おすわり」の声にちゃんと従うアリスに「今日はおとなしくしてくれています」と滝川も安心顔だったが、イベントの後半に本作のひまわり役を務めた柴犬のイチが登場すると、アリスは興奮したのか、滝川に体ごとアタックして転ばせてしまうハプニングも。
「けがは無いですか」と心配されながらも、報道陣から次々とカメラが向けられると滝川は「写真的にはばっちりですね」とジャーナリストらしいコメント。「転んだところ、使われちゃうんですかね。せっかく良い話が台無しになっちゃう」と恥ずかしそうな笑顔を見せた。
最後に滝川は「動物の殺処分ゼロをこの映画で多くの人に知ってもらいたい。福島にはまだたくさん保護されている動物がいます。里親に興味がある方は調べてみて」と観客に向かい真摯(しんし)に訴えていた。
本作は宮崎県の保健所で起きた実話をもとに、子犬の命を守ろうとする母犬ひまわりと保健所職員の愛と絆を描く感動の物語。またこの日は、平松恵美子監督、環境副大臣の井上信治、ドッグトレーナーの宮忠臣さんも参加した。(取材・文:池田敬輔)
映画『ひまわりと子犬の7日間』は3月16日より全国公開