オファー殺到のアンドーひであき、ブレイクの実感はまだ?
「R-1ぐらんぷり」で注目を浴びたアンドーひであきが6日、都内で行われた韓国ドラマ「サラリーマン楚漢志(チョ・ハンジ)」来日記者発表にゲストとして出席し、同作の主演女優チョン・リョウォンに「アンドロイドものまね」を披露した。
アンドーは先月開催された、ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2013」で最終決戦まで進出。芸能人のしぐさや表情をロボット風に表現する「アンドロイドものまね」で一躍脚光を浴び、放送直後はテレビ、イベントのオファーが200件以上殺到。芸歴1年に満たない活動期間ながら、今年のブレイク芸人候補筆頭株として注目されている。
本人も「朝晩のバイト生活から、生活はガラっと変わりましたね」と戸惑いを隠せない様子。さらに200件以上といわれるオファーも「それはネットで知りました。でも事務所の人も『ネタ作りに励みなさい』と言って、長くても2週間先のスケジュールしか教えてくれなくて。まさかそんなことになっているとは」と驚いているようだ。
まだ「ネタ作りをする時間はある」というものの、忙しい日々を過ごすアンドー。そんないきなりのブレイクも「ネットで自分の名前を見ても、実感が湧かない」のだとか。そして今後のものまねレパートリーは、「今度は人間ではない変なものにお世話になろうかな」と新たな構想を練っている様子だった。
「サラリーマン楚漢志(チョ・ハンジ)」は、「三国志」にも登場する項羽と劉邦の対決を描いた小説「楚漢志」をモチーフに、製薬会社で働くサラリーマンたちの日常と新薬開発をめぐる企業間競争をコミカルに描く人気韓流ドラマ。来日を果たしたリョウォンを歓迎するために、サラリーマン経験のあるアンドーがチャップリン、ブルース・リーなどのアンドロイドものまねを披露。これにはリョウォンも大爆笑で「とてもハンサムな方。体が柔らかくてびっくりした。才能にあふれている方なので、今度は韓国でお会いできたら」と絶賛していた。(取材・文:壬生智裕)
「サラリーマン楚漢志(チョ・ハンジ)」は3月6日よりNTTドコモのスマートフォン向け放送局NOTTVにて毎週水・木曜23時15分より放送