勝谷誠彦、「そこまで言って委員会」を降板へ 事実上の「クビ」
コラムニストとして活躍する勝谷誠彦が、コメンテーターとして出演していた「たかじんのそこまで言って委員会」を降板することが明らかになった。有料配信メール「勝谷誠彦のxxな日々。」などで明かした。
「2013年3月5日号。<『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます>」で勝谷は同番組の降板を発表。「辞めるというこちらが主語で書いたのは『今週の金曜日の収録を最後に』と言われたので『出ません』と私から断ったからだ。事実は、クビだと言われたわけである」と事実上の“クビ”である旨をつづった。理由については「『あれだろうな』というものはもちろんある」とする一方で、詳細は明かしていない。
同番組の司会を務めていたやしきたかじんは、昨年1月より食道がん治療のため芸能活動を休止している。不在の間は勝谷をはじめとするレギュラー出演者が穴を埋めていたこともあり、勝谷は「何よりも私はやしきたかじんさんに対して申し訳が立たないと思っている。たかじんさんの留守を、これは本当に必死に守ってきたつもりだった。慣れない司会も恥をかきつつやった」とやしきが不在の中の降板になった心境を吐露した。
また、同番組の出演者で昨年11月に死去した三宅久之さんにも言及し、「三宅翁さんに対してもどのツラさげてあの世で会うか、である。『あとは頼みましたよ』と私は何度も言われていた。頼まれたつもりだったが、キャスティングは私ができるわけではない。三宅先生、『このポンスケ!』と叱ってください」とつづっている。
同メールの記述によると、勝谷の出演は先週3日の放送が最後。同番組での辛口のコメントが聞けなくなることについて、残念に思うファンも多いに違いない。(堤本敬太)