杉本彩、ボリウッド映画出演にあこがれ!インドのスピルバーグからオファーも?
女優の杉本彩が7日、シネマート新宿で行われたインド映画『タイガー~伝説のスパイ~』のジャパンプレミアに特別ゲストとして登場し、インド映画へのあこがれを語った。
杉本彩が登場!映画『タイガー~伝説のスパイ~』のジャパンプレミアギャラリー
インドはムンバイの映画産業「ボリウッド」流の「007」映画とも呼ばれている本作は、ボリウッド随一のダンディ野郎サルマーン・カーンがジェームズ・ボンド顔負けの敏腕エージェントに扮(ふん)し、超難関ミッションに挑むという物語。インド国内では2012年度興収ナンバー1を記録し、さらにインド興行史上歴代2位という大ヒットを記録したスパイ・アクション超大作だ。
アイルランド、トルコ、キューバなど世界6か国で撮影を敢行した、壮大なスケールを誇る本作のメガホンを取ったのは、インドのスピルバーグと呼ばれるカビール・カーン監督。この日はカーン監督はじめ、プロデューサーのアーシーシュ・シンらが来日し、インド女優達に負けない美しさを持つゲストとして杉本が来場した。
この日の杉本は、おでこにビンディをつけたインド風スタイル。「昔からインド映画が好きで、結構拝見しています。最近のものはますます洗練されていて、進化しているのを感じます」と切り出すと、「『タイガー~』はハリウッドに劣らぬスケールの映画で、製作費はいくらくらいかかっているんだろうと思うくらい。こんな中で楽しくダンスや演技ができる俳優がうらやましい。一度はあそこで踊ってみたい」と羨望(せんぼう)のまなざしを寄せる。
一方のカーン監督は「彩さんの声はすてきですね。(本作ヒロインの)カトリーナ・カイフに匹敵する美しさなので、今度は代わりに彩さんに出てもらおうかな」とご機嫌な様子で語った。今回の彼らの来日は、日本での撮影の可能性を踏まえたロケハン視察も兼ねているとのことで、アーシーシュは「最初はコミュニケーションがとれるか心配だったが、日本の皆さんは親切だった。お金も高くかかるかと思ったが、それほどでもなかったので、実現するといいなと思っています」と日本ロケによるボリウッド映画実現の可能性を示唆した。(取材・文:壬生智裕)
映画『タイガー~伝説のスパイ~』ほか4作品が上映されるインド映画祭「ボリウッド4」は4月20日よりシネマート新宿ほか全国順次公開