内山理名は和製サンドラ・ブロック!初監督務めた大和田伸也が太鼓判!
13日、スペースFS汐留で俳優・大和田伸也の初監督作『恐竜を掘ろう』の完成披露試写会が行われ、出演した松方弘樹、内山理名、入江甚儀、小野花梨が、同作をアピールした。
内山理名は和製サンドラ・ブロック?映画『恐竜を掘ろう』完成披露試写会フォトギャラリー
大和田が生まれ故郷の福井を舞台に、初メガホンを取った本作は、恐竜博物館、気比の松原、越前陶芸村、能楽の里など、福井県の名所を映し出し、そこに生きる人々の姿を愛情たっぷりに描いた感動のヒューマンドラマだ。壇上に立った大和田は「子どものころからの夢でありました、映画を作るということが、この歳になって実現しました。ありがとうございます」と感無量の表情であいさつした。
一方、本作で美術店の店主を演じた松方は、大和田からの出演依頼を「生まれて初めてのラブレター」と述懐。「監督から、『兄貴、どうしても一緒にやろう』という熱い手紙をいただいて。台本を読む前からこれはやることになるんだろうなと思っていた」と明かした。しかし、実際に台本を手に取ってみると、過去にはやったことがない役だったといい、「70歳でこういった役をやれば、これからまた違った役をもらえるようになるかも」と期待を込めて新境地に挑んだことを明かしていた。
また、大和田監督が「日本のサンドラ・ブロック」と評する内山は「大和田さんの初監督作に出られてうれしいです。尊敬する役者さんに演出してもらえる機会もなかなかないので、幸せでした」と笑顔を見せていた。
『恐竜を掘ろう』は、孤独な初老男、生きることの意味を模索する少女、恐竜の卵の化石発掘に夢をはせる青年が、不思議な巡り合わせを経て心温まる奇跡を生み出していく姿を描いた作品。大和田が息子である大和田健介と共に脚本も執筆し、初監督を務め上げた。(取材・文:壬生智裕)
映画『恐竜を掘ろう』は3月30日より有楽町スバル座ほかにて全国公開