アガサ・クリスティがシャーロック並みの大活躍?失踪事件がアドベンチャー映画に!
映画『オリエント急行殺人事件』『そして誰もいなくなった』の原作など、数多くの傑作ミステリーで知られる推理作家アガサ・クリスティの失踪事件をテーマにしたアドベンチャー映画の製作が進行していると、Deadline.comはじめ各メディアが報じた。
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これは推理小説の世界において広く知られる事件で、1926年に36歳だったアガサが自宅を出たまま失踪し、11日後に保護されたという出来事。失踪の理由については諸説あるものの、アガサ自身は事件について語ることはなく、その理由は謎のままとなっている。
映画はその11日間で彼女に何が起きたのかを描くもの。詳細は明らかになっていないが、女性版シャーロック・ホームズが『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』のような冒険を展開する映画になるとのこと。
この事件については、その周囲の人間模様にフォーカスした1979年の作品『アガサ/愛の失踪事件』があるが、今回はミステリーやロマンスではなく、アクション色の強い作品になりそうだ。製作は米パラマウントが手掛け、映画『小悪魔はなぜモテる?!』『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック監督がメガホンを取る。(西村重人)