映画『サイレントヒル』第2弾は6月に日本公開!今度は3Dで「逃げられない」
コナミの人気ゲームを原作にした映画『サイレントヒル:リベレーション 3D』が6月に日本公開されることが明らかになった。映画化第2弾となる本作は3Dでゲームの世界観を完全映画化。「謎を解くまで逃げられない」というキャッチコピーが表すとおり、まるで迷宮をさまようかのような感覚は3Dだからこそ味わえるものとなっている。
原作ゲームは、1999年にシリーズ第1作が発売されたコナミのホラー・アドベンチャー。2006年の映画化第1作は全世界で1億ドル(約90億円・1ドル90円計算・Box Office Mojo調べ)近い成績を残している。7年ぶりの新作にしてシリーズ初の3D作品である本作の主人公は、幼い頃の記憶を失った美少女ヘザー。夜な夜な「サイレントヒル」に迷い込む悪夢にうなされている彼女の出生の秘密、そしてサイレントヒルの呪われた真実をめぐるミステリーとなっている。
ミステリーとしての仕上がりはもちろんだが、やはり圧巻なのは3D映像で描き出されるサイレントヒル。雪のように灰が舞い、奇怪なクリーチャーがはびこるさま、そしてそれが観客の手が届くかのような目の前で展開されるさまは2Dでは絶対に味わえない、3Dならではのもの。一つの街を描く手段に3Dという表現手法が向いていることを改めて教えてくれる。
製作には、同じ日本発のゲームを原作にした映画『バイオハザード』シリーズのスタッフが名を連ねているほか、音楽はオリジナル版を手掛けた山岡晃が担当。アデレイド・クレメンスのほかは、ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーンといった前作キャストが続投していることにも注目だ。(編集部・福田麗)
映画『サイレントヒル:リベレーション 3D』は6月、全国公開