千秋、ドラえもんのひみつ道具で阪神の活躍を願う!
9日、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』初日舞台あいさつが、TOHOシネマズ日劇にて行われ、水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、千秋(ドラミ)のレギュラー声優陣をはじめ、マスタード警部を務めた俳優の松平健、ドラえもん応援団の鈴木福・夢兄妹、そして寺本幸代監督が登壇した。
魅力的なひみつ道具がたくさん登場することが見どころの一つである本作。「欲しいひみつ道具は?」という質問に「今まで中途半端にやり遂げることが多かったので『ヤリトゲ』を使って倒れるまでのび太をやり遂げたい」(大原)「いろいろなアンケートでもいつも1位の『どこでもドア』」(水田)とキャスト陣が答える中、千秋は「わたしは最強説が流れている『もしもボックス』が欲しい」と発言。
その理由を「いま行われているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表の(粘りのある)試合が、今年の阪神の公式戦だったら……と言いたい」と説明し、会場内を沸かせた。さらに福くんが「食用宇宙服」、夢ちゃんが「タケコプターで遊園地に行きたい」とかわいらしい回答をすると、千秋は「わたしもかわいらしいのにすればよかった」と嫉妬心!? をのぞかせた。
マスタード警部役としてゲスト声優を務めた松平は「タイムマシーンがいいですね。それに乗って、今日観に来てくれているお子さんたちの未来を見てみたい」と夢いっぱいの回答をすると、寺本監督は「明るくて楽しい映画になりました。素敵な作品を残してくれた藤子・F・不二雄さんの思いを精一杯伝えていきたいです」と作品に込めた思いを語った。
本作は、2006年から始まった『映画ドラえもん』シリーズ第8弾。未来にある、ドラえもんのすべてのひみつ道具が展示されている「ひみつ道具博物館」を舞台に、のび太や仲間たちが奮闘する姿を描いた冒険物語。(磯部正和)
『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』は全国東宝系にて公開中